2020年10月10日、土木インフラデータチャレンジ2020・アイディアソン「まちづくりとインフラデータ」(主催:土木学会)がオンラインで開催され、経営学科 塚田講師のゼミ生、大阪工業大情報ネットワーク学科 山本雄平講師のゼミ生、大阪経済大学情報社会学部 中村健二教授のゼミ生が参加しました。
内容
今回のアイディアソンは、前回提案したアイデアのブラッシュアップを行いました。
田中美結菜さんが書記を務めたチームでは、前回、ショッピングモールなどの駐車場の空き状況も確認できる「次世代のカーナビ」を提案しましたが、既に社会実装されていることが分かり、新規性のあるアイデアではないと判断。一から練り直すことにしました。
新たに考案したのは「交通事故抑制アプリ~ボディ-ガード~」。
交通事故多発エリアを知らせ、事故抑制に貢献するアプリで、気象庁が公開している気象データと警察庁が公開している交通事故データなどを活用し、独自のシステムで交通事故の発生を予測し、利用者に注意を促すものです。
2時間にわたる議論の後、各チームがそれぞれのアイデアを発表しました。
田中さんは、「意見が出ない時間も多くあり、そこでうまく意見を引き出すことに苦労したため、オンラインでのコミュニケーションに難しさを感じました」と振り返りました。
他にも参加した学生らからは、「頭の中で考えていることすべてを言葉にして伝えることの難しさや、事前に話し合う課題の周辺知識などを準備する必要性について改めて痛感した」などの感想が挙がりました。
前回に比べて学生一人一人に成長が見られました。自分の課題に気付き、目を背けず、放置せず、実直にコツコツ改善することが重要です。そうしたひとりひとりの努力をゼミでサポートします。
報道
- 摂南大学ホームページ TOPICS