コンテストの概要
「新潟県除雪のアイデアコンテスト」は、屋根雪下ろし等、除雪作業の安全性向上や省力化、低コスト化等の推進を目的として、自由な発想に基づく新たな克雪技術アイデアを新潟県が募集したものです。
コンテストの結果
新潟県内外から44件の応募があり、塚田研究室のゼミ生が提案した「近隣住民間における除雪ボランティアの支援システム「雪かきSOS」」が優秀賞を受賞しました。2018年11月20日、新潟県県庁東回廊3階第二応接室にて表彰式が行われました。
本アイデアは、スマートフォンのアプリを用いて、近隣住民間の除雪の手伝いや、個人での除雪ボランティア作業の支援・活発化を図るシステムです。
高齢者や体が不自由な人等の雪かき難民が、雪かきをしてほしい時間や場所・範囲を設定してアプリに登録します。その登録内容は即座にアプリを所持している近隣住民に通知される為、依頼者は作業者を速やかに探すことが出来ます。
依頼を受けたいユーザは、アプリ上で申込みを行い、指定された時間に実際に現地に行き、雪かき作業を行います。雪かきが終了したら、作業をした場所の写真を撮影し依頼者に送ります。
最後に、依頼者が作業者を評価し、お礼のメッセージを送ります。作業者は、雪かきを行った件数や評価に応じてランキングに表示され、このランキングで上位の方は県や市から報奨を受けることになります。
この一連の流れをサポートするシステムが、本アイデアの提案内容となります。
報道
- 三條新聞(2018年11月23日 2面)
- 新潟県ホームページ